Nov
08
2025
SUPの圧着部分の空気漏れ修理!
公開日:2025 / 11 / 08 19:14
この記事は 約7分 で読めます。
前にバーストしたSUPの修理をした記事を上げたら、友達から空気漏れしてるSUPの修理依頼がありました。
SOUYU STICKのADVENTUREというサイドに気室が2つ追加された、釣りに特化したモデルみたいです。
何回か乗ったことがあるのですが、浮力があってめちゃくちゃ安定感があります。
横に広い分、少し漕ぎにくさは感じました。
自分が使ってるSKYWALKやGOOD FLOWに比べると推進力が弱い感じです。
3年か4年前から使い始めたらしいのですが、空気を入れてると1時間もしないうちに空気が減っているとのこと。
釣りで使ったからフックか魚のヒレか何かが当たって穴が空いたのかもと聞いてました。
とりあえず、どこから空気が漏れているか確認して修理を始めます。
この記事の目次
空気漏れするSUPを修理するために必要なもの
- ボンド(PANDO)
- 補修用PVCパッチ
- 紙やすり(粗め)
- キッチンペーパー
- 中性洗剤(家庭用・食器用等)
- ローラー
- マスキングテープ
- ゴムハンマー
- 重し(木板とクランプでも対応可能)
- 油性ペン・鉛筆など
- 端材の木板・木片
- ゴム手袋
- アイスの棒
必要な道具はバーストしたSUPを修理するよりも少なめです。
今回は2箇所から空気が漏れていたので、かなり時間がかかりました。
あと、本体が大きかったので、広めの場所も必要です。
補修用PVCパッチとボンドはSUP購入時の付属品に入っていることもあります。
インフレータブルSUPの空気漏れを補修する手順
今回は前回の経験を元に自分なりに考えて修理することにしました。
YouTubeなんかにも空気漏れSUPの修理方法の動画がありましたので、参考になるかと思います。
① 空気漏れしている場所を探す
空気漏れしている場所を探すには、一度SUPに空気を5psi程まで膨らましてください。
穴が大きければ、空気を入れただけでシューという音が聞こえますが、小さいと音も聞こえません。
なので、中性洗剤と食器洗い用のスポンジで船体を洗いながら探しました。
洗剤が泡立つと、空気が漏れている箇所にアブクができます。
1箇所目はデッキの左側後部の辺りのサイドレールから漏れているのを見つけました。
ボトム面を洗っていたらもう1箇所空気漏れしている箇所を見つけました。
ボトム面のサイドレールのつなぎ目部分。
サイドレールの生地のつなぎ目部分は生地が2枚重なっているため、圧着が弱くなるんだと思います。
② 空気漏れしているところをマーク
空気漏れしている箇所を見つけたら油性ペンでマーキングします。
濡れていても油性ペンならマーキングできるので便利です。
③ 元からついている接着剤の除去
ボトム面の空気漏れはサイドレールのつなぎ目部分、全体から漏れていました。
約3cm程、2枚の生地が重なっている箇所のちょうど左右から漏れている感じです。
写真の物差しの2.5cmと5cmの辺り。
2枚の生地が重なっているので、この上から直接パッチを重ねるとまたレールとのつなぎ目から空気が漏れそうな感じがしました。
④ マスキングテープを貼る
マーキングした箇所からだいぶ大きめにゆとりを持たせてマスキングテープを貼りました。
このぐらいの大きさのパッチを上から貼る予定です。
⑤ 最初に小さめのパッチ
どうしてもサイドレールとの段差が気になったので、サイドレールに合わせて小さめのパッチを貼ることにしました。
3cm X 6cmぐらいのサイズです。
パッチの貼り方は、
- SUP本体の貼る部分を紙やすりで整えて足付けする(接着剤が浸透するように)
- パッチの裏面を紙やすりで整えて足付けする
- 貼る部分を中性洗剤等できれいにする
- SUP本体の貼る部分とパッチに接着剤を均等に塗り広げる(アイスの棒やゴム手袋をして手でやると楽)
- 5分~10分そのまま乾かす(触って貼り付かない状態まで)
- SUPに付属の空気入れを使って、空気をデフレート(抜く)できる場合はバルブから空気を抜くと接着剤が穴に染み込みやすくなります。
- パッチを貼り付ける
- ローラーでしっかりと貼った部分を馴染ませる
- 裏側に木板を敷いてゴムハンマーで軽く叩く
- 重しやクランプ等で固定
- 24時間後に硬化
という順番になります。
SUPの下に端材の木板を敷いてゴムハンマーで軽く叩きます。
ローラーを使って馴染ませます。
これはしっかりと強めにゴロゴロしています。
⑤ 24時間以上そのまま放置
パッチを貼ったら重しを置いて接着剤を固定します。
PVC用の接着剤は完全に硬化するまで24時間以上かかります。
ここで1日目終了です。
⑥ 24時間経過後
2日目です。
段差を埋めるパッチが貼れたので、その上から大きめのパッチを貼ります。
手順は⑤と一緒です。
しっかりと紙やすりで貼る部分に足付けして接着剤をまんべんなく広げて貼りました。
ゴムハンマーとローラーでしっかりと馴染ませます。
⑦ 2箇所目の修理
3日目に突入しました。
デッキ面も同じようにサイドレールのつなぎ目部分から空気が漏れています。
こちらは左側の1箇所でした。
同じように先に小さいパッチで段差を埋めました。
⑧ 2枚目のパッチを貼る
4日目です。
デッキ面にはバンジーコードをつけるためのスカートがサイドレールについていました。
なのでボトム面程余裕を持ってパッチを大きくできませんでした。
スカートの貼り付け部分と重ならないようにパッチを貼りました。
⑨ 最後の固定作業
5日目に突入しました。
最後のパッチを貼って、重しを乗せて24時間以上硬化させました。
ちょうどスカートがついていたのと、フィンボックスが近い部分にあったのでコンクリートブロックを平らに置けませんでした。
クランプでやりたかったのですが、サイドフロートがついていて、手持ちのクランプだと届きませんでした。
なので、写真のようにデッキ側に木片を置いて、裏側に木板を敷きました。
これで、フィンボックスとスカートを避けながら平らに固定するようにしました。
最終日は、修理する際に汚れたのでもう一度空気を3psi程入れて中性洗剤で全面洗って終わりました。
そのまま乾かして、3日後ぐらいに5psiまで、1週間後ぐらいに8~9psiまで空気を入れてさらに1週間ぐらい放置していました。
幸い、空気漏れもなく、修理完了しました。
今回の修理のまとめ
今回は修理は修理箇所は小さかったのですが、ちょうどサイドレールのつなぎ目部分だったのがやっかいでした。
どうしてもサイドスカートとデッキ・テールとの段差が大きくなってしまうのでまた空気が漏れ出しそうな感じがしました。
段差を埋めるのに小さめのシートを貼って、なだらかにしてあげるというのは我ながらナイスなひらめきかと思いました。
ただ、1箇所に2枚貼るので、1箇所に2日、2箇所で4日と時間がかかるのがめんどくさかったです。
両方とも同じ面だったら1日で2箇所修理に取りかかれたのですが、デッキ面とボトム面と裏表だったのでそういう訳にもいかず…
でも、無事に修理できて良かったです。
返却後に乗ったそうですが「空気漏れしてない!ありがとう!」と連絡をもらいました。
またSUPを修理する機会があればチャレンジしてみます。





















